2025年2月 JDEXリリースノート
いつもJDEXをご利用いただきありがとうございます。2025年2月にリリースした新機能や、既存機能のアップデートについてお知らせします。
👤「公開の責任者」ロールの追加
組織内の複数メンバーによる役割管理をより細かく行えるよう、新たに「公開の責任者」ロールが追加されました。このロールを持つメンバーは、組織内のすべての提供物にアクセスして貢献できますが、「事務責任者」とは異なり、提供物の削除、非公開化、公開はできません。
🔠組織ページのロール表示をアルファベット順に整理(英語表示時)
複数メンバーがいる組織の管理をしやすくするため、組織の「一般設定」や「メンバー管理」ページにおいて、ロールの一覧がアルファベット順に並ぶようになりました。
📁個人データを含むファイルのデータ保持期間の指定が必須に(DCP)
今後、個人データを含むファイルについては、データ出品者が保持期間を指定する必要があります。その他のファイルについては、これまで通り保持期間の指定は任意です。
🔎データ出品者向けの取引検索機能の強化
多数の取引を管理するデータ出品者向けに、「私のデータ取引」ページで、出品物名または取得者組織名を用いて特定のトランザクションを検索できるようになりました。また、取引リストがページ分割表示されるようになり、パフォーマンスが向上しました。
🔄APIのトレーサビリティ管理
新しいAPI PULL作成プロセス(OpenAPIドキュメントをインポートする方式)を使用して作成された出品データについて、データ出品者はAPIのライフサイクルを管理し、出品者・データ取得者・オーケストレーター間でのトレーサビリティを向上させることができます。
具体例
- APIの削除:出品者がAPIを設定し、出品データリポジトリでバージョンを有効化した場合、まだ誰にも取得されていないAPIであれば削除可能。ただし、削除は永久的であり、どこにも表示されなくなることを警告するモーダルが表示されます。
- 取得者の視認性向上:API PULLを利用して出品データを取得した場合、そのAPIの詳細とサブスクリプション期間中に有効化されたすべてのバージョンが表示されます。
- アーカイブ機能:出品者がAPIを削除しようとしても、アクティブな取得者がいる場合は削除できません。その場合、「削除」ボタンが「アーカイブ」に変更されます。
- アーカイブ後の影響:アーカイブすると、対象の取得者向けのデータ配信が停止されます。アーカイブ済みのAPIは、新規取得者には非表示となりますが、既存の取得者は引き続きアクセス可能です。
- 提供物内のAPI管理:データ出品の設定画面では、すべてのAPI(アクティブおよびアーカイブ済み)の詳細を確認できます。
- 取得者の視認性:取得者は、取得済みAPI(アクティブ・アーカイブ済み両方)とそのバージョン履歴を確認できます。
🚀「公開準備完了」ステータスの出品データをすぐに公開可能に
出品リストから、「公開可能」ステータスの出品データを直接公開できるようになりました。編集画面に移動する必要はありません。「公開」ボタンが追加アクションメニューに表示されます。
❄️Snowflakeコネクタ:スキーマデータの取得を最終更新日ベースに
Snowflakeコネクタを使用したサブスクリプション型の出品データにおいて、スキーマデータ取得が最終更新日を考慮するようになりました。テーブルが更新されると、新しいデータを含むファイルが自動生成されます。
📩サブスクリプション型提供物の取得者向け通知を強化
データ出品者が新しい期間のデータファイルをアップロードした際、データ取得者にプラットフォーム上とメールで通知が届くようになりました。24時間以内に複数ファイルが追加された場合、最初のファイル追加時にのみ通知が送られます。通知内に、データへのアクセスリンクが含まれています。
📃取得データリストのページ分割表示
「あなたの取引」ページにページネーション機能が追加され、1ページあたり10件ずつ表示されるようになりました。
⭐ユーザーフィードバック機能の追加
データの公開・取得体験について、運営チームがユーザーのフィードバックを収集できるようになりました。提供物の公開または取得後、1~5の評価とコメントを匿名で送信できます。フィードバックは「USERS_FEEDBACK」クエリを使用して管理コンソールで確認可能。7日以内に同じ参加者が再度公開・取得を行った場合、新たなレビューは求められません。
🔑事前作成されたユーザーの認証方式の選択が可能に
運営側で事前にユーザーアカウントを作成した場合、そのユーザーは初回ログイン時にSSOまたはメール・パスワードの認証方式を選択できるようになりました。