2025年3月 JDEXリリースノート
いつもJDEXをご利用いただきありがとうございます。2025年3月にリリースした新機能や、既存機能のアップデートについてお知らせします。
🏢組織に複数の登録番号を追加可能に
「組織」ページの「登録番号」フィールドが「会社法人等番号」に名称変更され、ドロップダウンメニューから複数の登録種別を選択できるようになりました。
- 税務番号(Tax number)
- EORI
- EUID
- LEIコード
- SIRET
- SIREN
- オーストラリア証券投資委員会(ASIC)の企業番号
- カナダ事業番号
- Dun & Bradstreet番号
- 雇用者識別番号(Employer Identification Number)
- 会社登録番号(Company Registration Number)
- 法人識別番号(Corporate Identity Number)
- 法人番号(Corporate Number)
ユーザーは上記のメニューから、自組織に関連付ける登録番号を1つまたは複数選択することができます。
※各登録種別は一度使用されるとリストから消えます(同じ種別の番号を2つ以上利用することはできません)。
※登録種別が入力されていない場合、その番号は自動的に「その他」として分類されます。
※この機能のリリース前に入力された登録番号は、すべて「その他」として分類され、変更不可となります。変更を希望する場合は、運営チームに連絡してください。
📄サブスクリプション型データ提供で同名ファイルの取り扱いが改善
これまで、同じ名前だが内容が異なるファイルを2つ提供した場合、最初のファイルのみが取得者のクラウドコネクタに転送され、2つ目は無視されていました。この問題は、ファイルベースの提供物で、同名のファイルを内容変更後に再アップロードした際によく発生していました。
今回の変更により、プラットフォーム側でエクスポート先のフォルダに同名ファイルが存在するかをチェックし、ハッシュ値を比較して、以下のように対応します。
- ハッシュが同一の場合:新ファイルはエクスポートされません。
- ハッシュが異なる場合:(1), (2)のようなサフィックス付きの新しいファイル名でエクスポートされ、既存ファイルは上書きされません。
🔗OpenAPI仕様をクラウドコネクタで取得可能に
Pull APIのOpenAPI仕様をより簡単に利用できるよう、取得者は取得詳細画面でクラウドコネクタを関連付けることで、OpenAPI仕様をクラウド上で取得できるようになりました。
仕様は元の形式とJSON形式でエクスポートされます。クラウドコネクタが設定されていれば、取得者の操作なしで自動的に仕様がコネクタへエクスポートされます。
🔒ユーザーのメールアドレスに関する対応の改善
Gmailなどの個人ドメインのメールアドレスを使っている参加者は、信頼ユーザーとして認定される前であれば、業務用アドレスに変更することができます。プロフィール上に「業務用メールを入力してください」といった案内メッセージが表示されます。
さらに、セキュリティ強化の一環として、メールアドレス変更時にパスワードの再入力が必須となりました。パスワードが正しくない場合、エラーメッセージが表示され、変更はキャンセルされます。
💸無料の出品データの価格表示を改善
データの詳細ページにおいて、これまで「0 [通貨]〜(税抜)」と表示されていた価格表記が「無料」に置き換えられます。データの価格が無料であることを明示しやすくなり、取得者が価格を直感的に理解しやすくなりました。
※複数の価格が混在するデータの場合は「X [通貨]〜(税抜)」のように表示されます。ここで「X」とは、取得者がその組み合わせに対して取引を行える最も低い金額です。無料と有料が混在する場合、「X」は0になる可能性もあります。
📁 AASXファイル形式に対応
AASX(.aasx)形式のファイルをファイルベースの出品データに追加できるようになりました。AASXファイルは、アセット管理シェル(AAS)形式でのアセットモデリング情報をすべて含んでいます。