2025年4月 JDEXリリースノート
いつもJDEXをご利用いただきありがとうございます。2025年4月にリリースした新機能や、既存機能のアップデートについてお知らせします。
🔔 取得済みデータのAPI変更時に通知を送信
APIを利用するデータ提供物を取得した取得者には、APIが変更された際に通知が届くようになりました。通知が発生するのは以下の場合です。
- 既存APIの新バージョンが有効化されたとき
- 新しいAPIが追加され、バージョンが有効化されたとき
- APIが無効化されたとき
この通知は、既にPull APIを設定済みのデータ取得者が、API設定を適切に更新する上で特に役立ちます。
※通知は1時間に1回のみ送信され、同じ提供物のAPIが同じ時間内に複数回変更されても通知は1回だけ届きます。
📥 OpenAPI仕様をローカルにエクスポート可能に
コネクタを持たないデータ取得者も、取得済みデータのOpenAPI仕様(バージョン2.0および3.0)をローカルにダウンロードできるようになりました。手順は以下の通りです。
- 「取引」ページにアクセス
- 取得済みデータを選択
- 「ドキュメントをダウンロード」をクリックし、JSONまたはYAML形式を選択して、2.0または3.0のバージョンを選んでダウンロード
※複数APIが設定されている場合、仕様ファイルは.zip形式でエクスポートされます。
❄️ Snowflakeコネクタ利用時に共有するテーブルを細かく選択可能に
データ提供者は、Snowflakeコネクタを利用する際、データが更新されたテーブルのみを手動で選んで提供できるようになりました。これにより、各テーブルごとの更新を個別に管理できます。
📢 ファイルのダウンロード準備完了時に通知
ファイルのダウンロード準備時間が20秒を超えた場合、準備完了時に取得者に通知が届くようになりました。通知はプラットフォーム上とメールの両方で送信されます。
🏢 組織ダッシュボードから関連組織を作成可能に
契約プランに応じて、自組織の関連組織を作成できるようになりました。「関連組織を作成」をクリックすると表示されるモーダルで、次の情報を入力します。
- 関連組織の管理者用メールアドレス(プラットフォームのユーザーとして登録されていないメールアドレスのみ使用できます)
- 関連組織の名称
※現在この機能は、対応プラン契約中の組織のみが利用できます。ご利用を検討されているお客様は、お問い合わせフォームからご連絡ください。
※関連組織を設定できるのは組織の管理者のみです。またこの機能は、対応プラン契約中のクォータ内でのみ有効です。
🖼️ 出品データのカバー画像設定を促進する新デザイン
カバー画像が設定されている出品データとされていない出品データがより明確に区別されるよう、デザインを改良しました。出品データへのカバー画像追加促進のためのアップデートです。カバー画像が設定されていない場合、デフォルト画像が使用されます。
🔗 新しいOpenAPI仕様バージョンがサポート対象に
APIベースでの出品に役立つOpenAPI仕様の新バージョンがサポートされました。2.0バージョンをアップロードすると、自動的に3.0に変換されます。
🌍 「規制対象のデータ」ブロックの移動と「カバーする地理範囲」フィールドの追加
これまで、データのカバレッジエリアと個人データの収集地域が混同されることがありました。そのため、出品画面において以下のアップデートを行いました。
- 「規制対象のデータ」ブロックは、「概要」ステップから「コンプライアンス」ステップに移動し、個人データの宣言と関連する収集地域に関する内容のみを含むブロックになりました。
- 「カバーする地理範囲」フィールドが「概要」ステップに追加されました。これは、データがカバーする地理的範囲を入力するフィールドです。